ヘルパンギーナ感染が流行の兆し?(2023/6/29)

 産経新聞の記事によりますと、埼玉県で乳幼児を中心に夏風邪の一種であるヘルパンギーナという感染が急増しているといいます。
 そのため、埼玉県は28日に平成28年7月ぶりの流行警報を出したといいます。

  ・ヘルパンギーナ河川急増、埼玉県が流行警報発令 7年ぶり (産経新聞 2023/6/28)

    https://www.sankei.com/article/20230628-LN4XZS5MCRI3LJY4PLA3SNHECA/

出典:フリー写真素材「写真AC」

注:ここからの記事はあくまで「ヘルパンギーナ」の意味を解説しているにすぎず、自身や身近な人などが実際にかかっている症状を判別する資料を提供しているものではありません。
その際は必ず医療機関にかかりつけをお願いします。
この記事により被られた損害に対しては、一切責任は持てませんのでご了承ください。

ヘルパンギーナというのはどう行った感染症なの?

 ヘルパンギーナは、主にコクサッキーウイルスの一種が引き起こす夏風邪です。
 ヘルパンギーナは日本では5月から9月にかけて乳幼児を中心に感染する疾患で、7月ごろにピークを迎えるのだそう。
 感染の症状として、原因のウイルスは2~4日の潜伏期間があり、突然の高熱が出るといいます。
 それから口の中の咽頭粘膜に水疱や潰瘍が出てくるといいます。
 そして、不機嫌、食欲不振や拒食、咽頭痛や脱水症などの症状が出るといいます。

 この感染症には特効薬などの特異的な治療法はないため、通常は症状を軽減させる対症療法が行われます。
 
 ヘルパンギーナの感染から防ぐには、感染者との密接な接触を避けるとともに、うがいや手洗いを推奨しています。

 流行のピークを迎えるこれからの季節、特に乳幼児には注意が必要ですね。

参考資料:NIID 国立感染症研究所HP ヘルパンギーナとは(詳しいことはこちらをご覧ください)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/515-herpangina.html

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