今回海上保安庁が運用開始した「シーガーディアン」(MO-9B)は米ジェネラル・アトミクス社の全長11.7m、幅が24mの無人航空機なのだそうだです。
この航空機はMO-9リーパーという同社の無人攻撃機を沿岸警備隊向けに改良されたものだそうです。
海上保安庁では、令和2年10月から海上自衛隊八戸航空基地にて導入の可否を判断するために飛行実証を行なっていたんだけど、今月(令和4年10月)からの運用開始に踏み切ったそうです。
そして、19日に一機目の運用を始めたそうです。
性能は最大高度約1万2千メートルの高さまで上り、飛行速度は最大390km/h以上で連続飛行時間は約35時間なのだそう。
海上監視用レーダーや赤外線カメラなどを搭載し、海難・災害対応や外国漁船の不法漁業など海洋保安業務などに活躍が期待されている無人航空機なのです。
まあ、不審外国船のEEZ内の航行監視にも使われるでしょう。
自分の意見ですが、中国の台湾侵攻などが心配される中で航空自衛隊にてMO-9リーパー無人攻撃機をの購入を検討して欲しいなと思いますね。
参考記事
・海上保安かわら版(第13号 令和3年1月14日発行pdf)(海上保安庁)
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/terotaisaku/bakkunannba-/n13.pdf
・海上保安庁 EEZ監視などでUAV「シーガーディアン」を2022年10月から運用へ GA-ASI 2022/4/12(乗りものニュース)
https://trafficnews.jp/post/117540
・MQ-9リーパー(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/MQ-9_%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC
・海保、大型無人機運用開始 洋上監視強化、24時間以上飛行可能(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20221019-ZRBULL5QYZNLJAJSW7PEX46WRI/